僕はヒーローになりたい
ダダダダダダダダダダダダダダダダっ・・・
たすけて下さい
ザッザッザッザッザッザッザッザッ・・・
だれかお願い
バーッン
あっ・・・あああああ
〈いきのこりたいよ〉
その時その瞬間
僕の前には
ヒーローがたっていた
こんなボロボロな
みすぼらしい僕を抱きしめて
耳元でただ 囁いた
たすけてやろう と
その人はつよかった
周りにいる人みたいに
おっきな戦車とかは無いし
なかまの人もいないけれども
ひとりで ただ 僕を守る為だけに
剣を握り 血まみれになり
戦っていた
気づいたら 周りには僕ら以外は立ってはいなかった
でも 不思議に何時もみたいに怖くはなかった
だって 僕のとなりには ヒーローがいるもん
ヒーローがわるものを やっつけてくれたんだ
そう思ったから
だから僕はとなりのヒーローに微笑んだ
ヒーローは少し驚いたあと 微笑み返してくれた
今 僕は兄さん・・・イヤ ヒーローの隣りに居る
あの後分かった事だけど ヒーローと僕は兄弟だったらしい
だからあの時ヒーローは僕を見つけ慌てて助けてくれたらしい
そして もっと驚きなのは ヒーロー以外にも兄弟はいたことだ
そう 弟が二人出来たんだ
でも そんなことどうでもいいんだ
僕はただ 今ヒーローの隣りに居る
それがただ嬉しい
実際、ヒーローではなく国だったけど
(今はもう国じゃ無いけど)
それでも 僕はよかった
今僕は 似ためだけかもだけど ヒーローになった
僕の地域に住んでる人や
国全体の人を守ってるんだよ
それでね 小さいことかを助けてあげると こう言うんだ
l want to get strong like you,
(私は貴女のように強くなりたい)
どういたしまして そして 僕は嬉しいよ