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一撃男 腐向け? 番犬マンにて

今日も 今日とて とても綺麗とは言えない青空の下・・・

厄介な犬は空を仰ぎ 吠えていた 




「番犬マン~ 番犬マン-・・・(ズルッ」

現在 Q市内にいるこの男(鼻血すすってる)は A級ヒーローのランキングで中間にいるヒーローだ(それなりのイケメン)

ヒーローネームを 主人 または一部の人間からは 彼の能力から別の呼び方をしている・・・

では なぜ彼がなぜこんな所にいて ランクの違う 番犬マンをさがしているのかというと・・・


『・・・ 主人 また来たのか?』

「あ・・・ 番犬マン~ 会いたかったぁ・・・(ズルッ」


・・・と 奇跡の再会

そして・・・


『・・・ お前 後ろに・・・・モンスターいるぞ』

「え」

振り返ると 丁度いい感じの 下手をすると災害レベル鬼なのでは という大きなモンスターが自身の後ろに待ち構えていた

そして 急に主人へと その大きな身体を生かした タックルのような物をかましてくるわけだが・・・

当然 主人はそれに 身構えられない

代わりに すっと 両手をまっすぐにのばし まるで子供がよく遊びとかでやる ガードのような体勢をつくった

当然(?)番犬マンは それを見ているだけで

そして 主人とモンスターは ・・・ぶつかった

ドンッ

派手な音が響きわたる・・・

番犬マンは 衝撃に備え押さえていた 耳を離し やがてゆっくりと目を開けた

そこには・・・



「あー ビックリした・・・ 今日は運が良かった良かった・・・(ズルッ」

そう・・・ もはや何なのか分からない肉片の中 鼻血をすすり にこやかに笑う 主人の顔が見えた


彼の能力・・・ それは 相手の攻撃を《必ず防ぐ》だ 

現在はA級だが 実はこの男 元S級なのである


功績もそれなりにあげ 現在でも 主人と言って 分からない人間はそう居ないだろう

では なぜそんな彼が現在A級なのかだが・・・


『・・・ てっきり また防いでお終いかと思った』

その通り

彼は実質 《防ぐ》 能力であり

攻撃は・・・ ハッキリいうと 

常人並もあるかどうか 疑問である

先ほどのように 運良く 手のあたる場所が良い場合は 跳ね返すことでき すばらしい戦力になるわけだが・・・



「しかたないだろ 俺戦えねぇもン」


この ザマである

本人に戦う意思もなく 

そして 跳ね返すには とてもとても体力を使うそうなので あまりできないそうだ


このようなところから ヒーロー協会から S級から A級へとランク下げの通知がくるわけだが・・・


「まぁ いいよなぁ 防げてさえいれば~ 十分十分 役立つよー」


本人まったく 気にしていないわけで


『・・・ 主人 守りだけでは モンスターは倒せないぞ』

そう 番犬マンが忠告したとしても

「倒さなくていいんだよ 俺は住人を守るからぁ~ みんながいるでしょ な? 番犬マンー」

もう お前ヒーローじゃなくていいよ

そう言いながら 主人は番犬マンへと近づき・・・ そして


もふもふもふもふ


「あー 番犬マン 好き好き あー もふもふー」(さわさわ

『っ・・・ 結局お前はそうなのか・・っ!』

そういい 番犬マンこんしんの一撃を主人へと放つわけだが 当然の顔で主人は受け止める


「ちょっとー 番犬マン・・・? そんなこと しちゃダメでしょぉ? もし 俺が跳ね返してたらどうなってたと思うの?」

『っ・・・・ お前っ』

番犬マンは 必死の抵抗をみせたが やがて諦めたかのように 静かになった


この二人 昔からこうなのである

中には この姿を見たため 二人を

飼い主と その犬 というイメージで認識している人も少なくはないだろう

それが 番犬マンは嫌なのだが 主人はお構いなしなようで・・・

今日も今日とて 会いに来たのだ


「番犬マンー」

『・・・なんだよ』

「好きだよ~ 大好き好き好き」

『ハイハイ 知ってるから・・・』

そう てきとうに あしらうと嬉しそうな顔をして 主人は番犬マンを一回強く抱きしめた

それに 番犬マンも まんざらでもないかのように 抱きしめかえす



辺りには二人のみ・・・

それから しばらく 二人はそのままだった



あとがき

すいませんすいません

ちょっと リア友と盛り上がって作っちゃった物でして←

主人は 誰でもいいです はいはい←

いや みんな 番犬マン可愛くないですか?

犬好きの私にはドストライクでした←