深海の温泉

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君の隣が 欲しいです

・・・目が覚めた
真っ白で真っ白で 何も無い部屋で

゛おはよう゛

そう 一人で呟いてみた

今日も 良い天気だ そう俺はつぶやき

家のテレビをつけて

置いてある ぬるいコーヒーを飲み

これまた 少し硬い パンをかじり

天井を眺めていた


今日も仕事かよ
そう 一人で思った
別に やる事なんて無いから良いけどさ

書類を机に置かれた
上司は 何かを呟くと 俺の部屋から出て行った

気づいたら 書類が終わっていた
ああ 今日の仕事 おーわり

ヒマだ しかたないから 

鏡を見て 少しはねてる寝癖を ブラシでといて

グラサンも拭いて

腰には 拳銃と 袖のあたりに ワイヤーと 手榴弾を潜ませ

煙草をくわえ

首元に 包帯を巻いて


゛いってきます゛

そう 一人で呟いた


その時 俺は何処に行くかは 決まってなんかなくて

ただ ヒマで 何もすることが 無くって 

たまたまなんだよ そう

「ねぇ? 何のよう?」

ほらな?

「おお、偶然だな~(二カッ」


別に 居場所が欲しくて
お前の隣りに逃げた訳じゃない

いつからだろうか

何時もの 争いや 悲鳴が 消えたこと
その代わりに 訪れた つまらなすぎる日常

それでも それと比べると
これぐらい 軽いもんだ と思えてしまうのは・・・

君の 隣が 好きで好きで 愛おしいからだろう