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昔々ー、
世界には人間が多くなり、
少しながら「魔物」がまだ住んでいた頃・・・そう、
まだ僕らが生まれて間もなかった頃だった、
ある名もない集落に彼女は居たー・・・
彼女は人間の中でも、上の位にいた家庭で、
何不自由なく暮らしていた、
はっきり言えば僕のような「人間」から嫌われ
生まれながら大罪を背負わされた、捨て子の-・・・
「魔物」とは、あまりに違いすぎていた、
最初僕に近づいてきたときは、馬鹿にしにきたのだろう、
と嫌悪を抱いていたぐらいだったしね・・・・
けど 彼女は違った、
居場所の無い僕に、
存在価値のない僕に・・・
手を差しのべてくれた、
幸せ過ぎたんだろうね、
だから君は・・・僕のせいで道に迷い、
暗い泥沼を歩く事になったんだろうね・・・
あの時僕は誓ったんだ君を泣かさないように、
苦しめないよう、
強くなろうと
ずっと笑っていようと、
君が昔の僕のことを覚えていなくても良い・・・
だって僕は君の本物の
「空想」になりたいから
僕の名前は「空想」
ナンダコレww今日友に送ろうと思っている漫画の内容